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フラとは、ハワイ語で「踊り」と言う意味です。
日本では、フラダンスなどと言っていますが、それはおかしいですよね。
それでは「踊り踊り」になってしまいます。
ハワイでは、「フラ」と言っています。
文字もなかった遠い昔、原住民達が、物語を踊りによって、伝えていました。
イプと呼ばれるひょうたんのリズムと歌に合わせて踊っていました。
ところが、白人がハワイへ上陸し、宣教師達がフラを公に踊るのを禁止しました。
全裸に近い格好で踊っていたため、ふしだらであると見なされたからです。
その後、デイビッド・カラカウアが王位についてからは、フラが解禁となりました。
それからは、白人が持ち込んだ楽器などで、優雅に踊るフラが生まれました。
これを、AUANA(モダンフラ)と呼びます。
そして、古代の踊りをKAHIKO(古典フラ)と呼んでいます。
フラで踊る歌には、4タイプあります。
神話、土地の賛美、皇族への歌、ラブソング。
主に古典フラでは、神話と皇族モダンフラでは、ラブソングと土地の賛美を踊ります。
土地の賛美の歌は、裏の意味があって、実はラブソングだったりもします。
踊る時、身に付ける衣装は、その歌に合ったものを選びます。
土地の歌であれば、その島の色や花を選びます。
神話の場合、火山の女神ペレへの歌なので、赤い服を着ます。
古典を踊る時は、本当は化粧もしてはいけません。
歌詞は、ハワイ語のものと、英語のものがあります。
英語の歌は、ハワイがアメリカの州となり、英語が公用語になってから作られたものです。
フラでは、道具を使って踊ることもあります。
'uli'uli……羽がついていて、振るとシャカシャカと音がします。
ipu………ひょうたん。叩きながら踊ります。
pu'ili……竹の棒。叩きながら踊ります。
'ili'ili……石。指で挟んで鳴らします。
他にもありますが、代表的なもの4つをあげました。
フラでは、師匠の事を、KUMU HULA(クムフラ)と呼びます。そして、先生のアシスタントを ALAKAI(アラカイ)と呼びます。歌の振り付けは、クムフラ独自のものですので、同じ曲でも、クムフラによって、振り付けが 違います。
私が、フラを習い始めたのは、ハワイに留学していた頃のこと。
その後日本に帰国してから、日本のクムフラに師事しました。
ハワイもフラもそれほど日本でブームではなかった頃でしたが、数々のポリネシアンショーのお仕事に出演させていただきました。
マオリダンスでは、ポイボールやスティックを使ったり、タヒチアンでは、重い腰みのをつけて腰を激しく振ったり。
ホテルのディナーショーや、ライブや地方の仕事など、本当にたくさんの機会を与えていただきました。
踊りだけじゃなく、タヒチアンダンスの衣装を自分たちで作るなど、貴重な体験をたくさんしました。
私は、自分が得た踊りによる楽しさ、そしてハワイの文化の素晴らしさをを、少しでも伝えていけたら、と思っています。
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